結婚式に押さえておきたいマナー

結婚式は、新郎新婦にとって一生に一度の晴れ舞台です。参列者として、お祝いの気持ちを表し、失礼のないように振る舞いたいものです。ここでは、結婚式で押さえておきたい基本的なマナーを、受付から服装、ご祝儀、スピーチ、余興、退席まで、場面ごとに詳しく解説します。
1. 受付
- 受付開始時間:
- 受付開始時間の10分前くらいに到着するようにしましょう。
- 遅刻は厳禁です。万が一遅れる場合は、必ず新郎新婦に連絡しましょう。
- 受付での挨拶:
- 「本日はおめでとうございます」など、お祝いの言葉を述べましょう。
- 芳名帳に名前と住所を記入し、ご祝儀を渡します。
- ご祝儀:
- 袱紗に包んで持参し、受付で渡します。
- 新札を用意し、金額は3万円が一般的です。
- ご祝儀袋の表書きは、「御祝」または「寿」とします。
2. 服装
- 男性:
- ブラックスーツ、ダークスーツが基本です。
- 白いシャツに、白またはシルバーのネクタイを合わせましょう。
- 靴は黒の革靴を履きます。
- 女性:
- ワンピースやドレス、セットアップなどがおすすめです。
- 白は花嫁の色なので避け、黒いドレスの場合は、羽織物やコサージュなどで華やかさをプラスしましょう。
- 露出の多い服装や、カジュアルすぎる服装は避けましょう。
- 足元は、ベージュや黒のパンプスがおすすめです。
3. 挙式・披露宴
- 挙式:
- 静かに見守り、私語は慎みましょう。
- 写真撮影は、式場の指示に従いましょう。
- 披露宴:
- 席次表に従って席に着き、食事や歓談を楽しみましょう。
- スピーチや余興では、温かい拍手を送りましょう。
- 写真撮影は、周りの人の迷惑にならないように注意しましょう。
- スマホの電源はマナーモードにするか、電源を切りましょう。
4. スピーチ・余興
- スピーチ:
- お祝いの言葉、新郎新婦との思い出、今後の活躍を願う言葉などを述べましょう。
- タブーな話題(内緒にしていたこと、暴露話、下ネタ、不幸、離婚、別れなどを連想させる言葉)は避けましょう。
- 長すぎず、3分程度にまとめましょう。
- 余興:
- 新郎新婦が喜ぶような、明るく楽しい余興を心がけましょう。
- 下品な内容や、内輪ネタは避けましょう。
- 事前に新郎新婦に相談し、許可を得ておきましょう。
5. 退席
- 退席のタイミング:
- 新郎新婦が退場した後、または式場の指示に従って退席しましょう。
- 退席時の挨拶:
- 新郎新婦に「おめでとうございます」など、お祝いの言葉を述べましょう。
- 両親にも挨拶をしてから帰りましょう。
6. その他
- お祝いの気持ち:
- 新郎新婦の門出を祝う気持ちを忘れずに、笑顔で過ごしましょう。
- 周囲への配慮:
- 周りの人に迷惑をかけないように、常に配慮しましょう。
- 写真撮影:
- 新郎新婦や他の参列者のプライバシーに配慮し、許可なく撮影するのは控えましょう。
- 喫煙:
- 式場内の喫煙ルールを守りましょう。
これらのマナーを守り、新郎新婦にとって最高の思い出となる結婚式にしましょう。
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